
<この記事でわかること>
浜松で家を建てると伝えると、家族や友人から「地震は大丈夫?」と聞かれた経験はありませんか?
その不安には、きちんとした理由があります。静岡県は長年、東海地震・南海トラフ地震への備えを続けてきた地域です。静岡県の第4次地震被害想定では、浜松市南部の沖積平野を中心に最大震度7が想定されています。市内のどのエリアで家を建てるにしても、地震への備えは避けて通れないテーマです。
この記事では、そうした地域の事情を踏まえたうえで、耐震等級や制震、平屋との関係、工務店選びの基準までまとめました。
先ほど触れたとおり、浜松エリアは地震への備えが欠かせない地域です。南海トラフ地震は、静岡県から九州にかけての太平洋沿岸で、数十年から百数十年に一度の周期で起きるとされる巨大地震です。前回の大きな発生から80年以上が経過しています。今後30年以内に高い確率で発生すると考えられています。地震そのものを防ぐことはできませんが、家の耐震性能を高めておくことで、被害を大きく減らすことができます。
だからこそ、浜松では耐震等級3を標準とする工務店が年々増えています。実際に、浜松市中央区や浜名区など市内各所で、耐震性能を前面に打ち出したモデルハウスが目立つようになりました。「デザインや価格だけでなく、まず耐震性能で工務店を絞り込む」という選び方は、浜松では珍しくありません。
耐震等級は、国の住宅性能表示制度で定められた地震への強さの基準です。等級は1から3まであり、数字が大きいほど耐震性能が高くなります。

| 耐震等級 | 基準となる力 | 建物の目安 |
|---|---|---|
| 等級1 | 建築基準法と同じ基準(震度6強〜7でも倒壊しない程度) | 一般的な住宅の最低基準 |
| 等級2 | 等級1の1.25倍の力に耐える | 学校・避難所と同程度 |
| 等級3 | 等級1の1.5倍の力に耐える | 消防署・警察署と同程度 |
耐震等級3は、災害時の拠点となる消防署や警察署と同じレベルの耐震性能です。
PG HOUSEでは、この耐震等級3を全棟で標準としています。

耐震と制震は、どちらも地震対策の言葉ですが役割が異なります。
建物自体を頑丈にして倒壊を防ぐ仕組みです。柱や壁を強化し、大きな地震が来ても建物が崩れないようにします。
建物に組み込んだ装置(制震ダンパー)で地震の揺れそのものを吸収する仕組みです。地震の力を受け流すことで、建物の変形やダメージを軽減します。特に本震の後に繰り返す余震に対しては、制震があることで建物へのダメージの蓄積を抑えやすくなります。
耐震だけでは「倒壊はしないが損傷は残る」ケースがあります。耐震と制震を組み合わせることで、繰り返しの揺れにも強い家になります。PG HOUSEでは、耐震等級3を標準としています。加えて制震ダンパーとハイブリッドパネル工法を組み合わせています。
平屋は建物の重量が軽く、上下階のねじれによる変形が起きにくいという特徴があります。だからこそ構造的に耐震設計をしやすいといわれています。2階建てに比べて建物の重心が低いことも、揺れへの強さにつながる要素のひとつです。
ただし注意したいのは、「平屋だから自動的に耐震等級3になる」わけではないという点です。平屋であっても、設計や工法によって耐震性能は変わります。平屋を選ぶ場合も、耐震等級3を取得しているかどうかは必ず個別に確認する必要があります。
工務店を耐震性能で比較するときは、次のポイントを確認すると判断しやすくなります。

数字だけでなく、実物を見て確認できるかどうかも比較のポイントになります。
地震への備え方の全体像は「地震に強い家づくりの考え方」でも紹介しています。

PG HOUSEのモデルハウス「PGパーク」では、実際に耐震性能を体感できる展示を行っています。図面や数字だけでは伝わりにくい安心感を、実際に体感することで確かめられます。
耐震等級3の家を、実際に体感してみませんか?
Q. 耐震等級3を取っていれば絶対に安心ですか?
耐震等級3は非常に高い基準ですが、地盤や施工品質によっても実際の強さは変わります。等級だけでなく、制震装置の有無もあわせて確認することをおすすめします。
Q. 平屋にすれば耐震等級3は自動的に取れますか?
自動的には取得できません。平屋は構造的に有利な面がありますが、耐震等級3は設計や工法によって個別に評価される基準です。
Q. 制震ダンパーは後から追加できますか?
建物によっては可能な場合もありますが、新築時に標準装備として組み込む方が、構造全体とのバランスが取りやすくなります。
Q. 浜松で耐震等級3の家を建てる工務店はどう探せばいいですか?
耐震等級3、制震ダンパーの標準装備、実際に体感できるモデルハウスの有無の3点を確認するのがおすすめです。
浜松エリアは南海トラフ地震の想定エリアであり、耐震性能は工務店選びで欠かせない基準です。耐震等級3と制震の違いを理解し、平屋の特徴も踏まえたうえで、実際に体感して確認することが、安心できる家づくりへの近道になります。