
「家を建てたいけれど、いったいいくら必要なんだろう?」
──多くの方が最初に感じる不安は「費用の全体像が見えないこと」です。
建物本体の価格だけでなく、土地、外構、諸費用など、
実際には多くの項目が複合的にかかるのが家づくりの特徴です。
この記事では、これからマイホームを検討する方に向けて、
家を建てる際にかかる費用の内訳と相場を、浜松・静岡エリアの実例を交えてわかりやすく解説します。
家づくりの費用は大きく分けると、次の3つで構成されています。
この3つをすべて合計したものが「家を建てるのに必要な総額」となります。
いわゆる“家の価格”にあたる部分で、全体の約7〜8割を占めます。
構造や性能、デザイン、グレードによって幅がありますが、
PG HOUSEのように高気密・高断熱(ZEH水準)を標準仕様とする場合でも、
無理のない価格帯で建築が可能です。
建物以外の部分に必要な費用です。
例えば、外構(駐車場・フェンス・庭)、給排水の引き込み、照明・カーテン・エアコンなど。
本体工事に含まれないことが多く、後から「思ったよりかかった」と感じやすい項目です。
登記費用、住宅ローンの事務手数料、印紙代、火災保険、地鎮祭・引っ越し費用など。
目安としては総額の5〜7%前後を想定すると安心です。
浜松・静岡エリアで注文住宅を建てる場合、
25坪〜35坪を目安とした実際の相場は次のようになります。
| 費用項目 | 目安金額 | 内容の一例 |
|---|---|---|
| 建物本体工事費 | 約1,800〜2,800万円 | 木造・高気密高断熱住宅(25〜35坪) |
| 付帯工事費 | 約200〜400万円 | 外構・給排水・照明・エアコン・カーテンなど |
| 諸費用 | 約150〜300万円 | 登記・住宅ローン・火災保険・引越しなど |
| 合計 | 約2,200〜3,500万円前後 | 浜松・静岡エリアでの平均的な新築住宅総額 |
基礎や屋根の面積が広くなるため、2階建てとほぼ同等の建築コストになることもあります。
ただし階段が不要でメンテナンス性が高く、長期的な維持費を抑えやすいのが特徴です。
家族構成や収納計画に合わせて間取りを自由に設計でき、
坪単価を抑えながら広さを確保しやすい傾向にあります。
家づくりでは、本体価格のほかに「想定外の出費」が発生することがあります。
特に以下の項目は、最初の見積もりに含まれていないことも多いため注意が必要です。
これらを含めて、最初から**“総額でいくらかかるか”を把握しておくこと**が大切です。
「家づくり=土地探しから」と思われがちですが、
実際には資金計画が最初の一歩です。
早めに予算の上限を把握することで、
土地・間取り・設備のバランスを取りやすくなります。
これらを上手に組み合わせることで、
自己資金を減らさずに高性能住宅を実現することも可能です。
「坪単価が安い会社」だけを見て判断するのは危険です。
本体工事費に含まれる範囲が異なり、後から付帯工事が追加されて高額になるケースも。
“引き渡しまでに必要な総額”で比較することが、失敗しない家づくりのコツです。
地価が比較的安定している浜松・静岡エリアでは、
同じ予算でも広さ・性能・デザインのバランスを取りやすいという特徴があります。
PG HOUSEでは、ZEH水準を標準仕様としながら、
無理のない価格で「高性能 × 高デザイン」の住まいを実現しています。
「家を建てる費用を知る」ことは、家づくりの不安を安心に変える第一歩です。
まずは自分たちの暮らしに合った予算を、一緒に見つけてみませんか?