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家は何歳までに買う?40歳?50歳?60歳?

2025/10/24
家は何歳までに買う?40歳?50歳?60歳?

後悔しない“マイホーム購入のタイミング”とは

「家は何歳までに買うのがいいんだろう?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?

20代や30代でマイホームを手に入れる人が増える一方で、
「40代になったけどまだ間に合う?」「50代・60代で買っても大丈夫?」と不安に思う方も多くいます。

実際、家を買う“ベストな年齢”は人それぞれ。
ただし、年齢によって住宅ローンの組み方や将来設計が大きく変わることは確かです。

このコラムでは、住宅金融支援機構のデータをもとに、
「家は何歳までに買うのが理想なのか?」をライフステージ別にわかりやすく解説します。
浜松・静岡エリアで家づくりを考えている方は、ぜひ参考にしてください。


1. 家を買う平均年齢は何歳?

住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査(2024年度)」によると、
新築注文住宅を購入した人の平均年齢は 38.4歳

世代別に見ると、

  • 20代:15%前後
  • 30代:約50%
  • 40代:25%前後
    となっており、30代が最も多い層です。

PG HOUSEでも、実際のお客様は20代後半〜30代前半が中心。
「子どもが生まれた」「家賃がもったいなく感じた」「将来の資産として家を持ちたい」
というきっかけで家づくりを始める方が多い傾向です。

つまり、家を買う年齢は「ライフイベントの転機」と深く関係しています。
結婚・出産・転職・独立など、生活が変わるタイミングこそ、マイホームを考える自然なタイミングなのです。


2. 20代で家を買うメリット・デメリット

メリット

  • 早くローンを完済できる
     → 35年ローンを25歳で組んでも、完済は60歳。定年を迎える頃には返済を終えられる可能性が高くなります。
  • 住宅ローン控除の期間を長く活用できる
     → 所得が増える時期に控除を受けやすく、節税効果も期待できます。
  • 家賃のムダを早く止められる
     → 20代から支払いを住宅ローンに切り替えることで、毎月の支出を“資産”に変えられます。
  • 子育てやライフプランに合わせた住み替えができる
     → 将来、家族構成が変わっても「次の家づくり」に挑戦できる期間が十分あります。

デメリット

  • 収入・勤務年数が短く、ローン審査が厳しいことも
  • 貯蓄が少なく、頭金を出しにくい
  • ライフスタイルがまだ定まっていない場合もある

→ ただし、近年は「共働き収入での借入」や「長期固定金利の活用」により、
20代でも十分に購入可能なケースが増えています。
PG HOUSEでは、年齢よりもライフプランと家計のバランスを重視して、資金計画を一緒に立てています。


3. 30代で家を買うメリット・デメリット

メリット

  • 収入が安定し、ローン審査が通りやすい
  • 家族構成が固まり、間取りが具体的に考えやすい
  • 長期ローンを組んでも、退職前に完済できる
  • 補助金制度の対象世帯が多い(子育て世代中心)

30代は、まさに「家を買う人の中心世代」です。
住宅ローン控除、子育てグリーン住宅支援事業、GX ZEH補助金などの制度を使いやすく、
最もバランスの良い購入タイミングといえます。

デメリット

  • 教育費・車・家の支払いが重なりやすい
  • 子どもが小さいと、時間的に家づくりが大変
  • 焦って契約し、資金計画が不十分になることも

→ 家づくりは「勢い」も大切ですが、「今後15〜20年の家計シミュレーション」を立てておくと安心です。
PG HOUSEでは無料でライフプラン相談を行い、将来の教育費や老後資金を見据えた無理のない予算設計をサポートしています。


4. 40代・50代での家づくりは遅い?

結論から言えば、決して遅くありません。
実際、40代で家を建てる人は4人に1人の割合で存在し、
50代での購入も住宅ローン審査上は十分に可能です。

40代・50代のメリット

  • 収入がピークにあり、借入可能額が大きい
  • 理想やライフスタイルが明確になっている
  • 子どもが独立し、夫婦2人の暮らしを楽しむ設計ができる
  • 頭金を多めに入れられ、月々の返済を抑えやすい

注意点

  • 返済期間が短くなるため、月々の返済額が増えやすい
  • 定年時にローンが残らないよう、返済期間と退職年齢のバランスを取ることが重要
  • 団体信用生命保険(団信)の加入条件に年齢制限がある

→ 例えば45歳で35年ローンを組むと、完済は80歳。
定年を65歳と考えると、15年分の返済を現役中に繰り上げる計画が理想です。

また、40代・50代は「子どもの独立」「実家の相続」「老後の暮らし」などを踏まえた第二の家づくりを検討する人も多くなっています。
平屋・コンパクト住宅・ZEH住宅など、維持費を抑えた家づくりが人気です。


5. 60代以降でも家を建てる選択肢

「60代ではもう遅いのでは?」という声もありますが、最近はリタイア世代の建て替え需要が増加しています。
理由は、「老後を安心して過ごすため」「子ども世帯との同居」「バリアフリー住宅への建て替え」など。

ポイント

  • 住宅ローンは「完済時80歳未満」であれば利用可能(多くの銀行で採用)
  • 年金収入を返済原資としたローンも一部可能
  • 「リバースモーゲージ」(自宅を担保に融資を受け、亡くなった際に清算)という制度も選択肢

また、静岡県西部は温暖な気候で平屋住宅の需要が高く、
60代以降では「生活動線を短く、庭とつながる平屋を建てたい」という声が多く聞かれます。


6. 年齢よりも大切なのは“ライフプラン”

家を買うタイミングを考えるとき、”大切なのは年齢ではなく「どんな暮らしをしたいか」”です。

20代でも30代でも、

  • 何歳まで働くか
  • 教育費や老後資金をどう準備するか
  • どんなライフスタイルを望むか
    を整理すれば、最適な購入時期は自然と見えてきます。

PG HOUSEでは、家を「資産」として考えるFP相談を行っています。
ライフプラン・住宅ローン・補助金・老後設計を一体で考えることで、無理のない家づくりをサポートしています。


7. 住宅ローンの年齢制限と注意点

主な融資条件の目安

  • フラット35:申込時年齢70歳未満、完済時80歳未満
  • 民間銀行:完済時年齢80歳前後が多い
  • 団体信用生命保険:加入時の上限は概ね70歳前後

つまり、50代でもローンは可能ですが、返済期間を短く設定する必要があります。
また、ペアローンや収入合算を活用すれば、より柔軟な資金計画を組むこともできます。

→ 住宅ローンは「何歳まで借りられるか」よりも「何歳までに返せるか」で考えるのがポイントです。


8. 浜松・静岡エリアでの家づくり事情

静岡県西部は、他地域に比べて土地価格が安定しており、通勤圏内でも広めの土地でゆったりした暮らしが可能です。
また、日照時間が長く太陽光発電に適しているため、GX ZEHなどの高性能住宅と相性が良いのも特徴。

さらに、浜松市には「ハマライフ住宅取得費等補助金」などの支援制度があり、移住や子育て世代を応援しています。
PG HOUSEでは、これらの補助金や制度を活用しながら、若い世代でも手の届く価格で高性能な家づくりを提案しています。


9. まとめ:家を買う“年齢”ではなく“人生設計”で決めよう

  • 家を買う平均年齢は30代後半。
  • 20代なら早期完済・資産形成のチャンス。
  • 30代は最もバランスが良く、補助金やローンも活用しやすい。
  • 40代・50代でも十分遅くない。計画的に返済すれば問題なし。
  • 60代以降は建て替えや平屋で“安心の終の棲家”を。

つまり、「何歳までに家を買うべきか」というより、
“どんな暮らしを、いつから実現したいか”が大切です。

PG HOUSEでは、浜松・静岡エリアでお客様一人ひとりのライフステージに合わせた家づくりを行っています。
家を建てる時期に迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。

家づくりは「年齢」ではなく、「未来の準備」から。


出典・参考

  • 住宅金融支援機構「2024年度 フラット35利用者調査」
  • 国土交通省「住宅市場動向調査」
  • 日本銀行・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」
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