
【この記事を読んで分かること】

【本コラムの知見を提供するアドバイザー】 平野 誠人(PG HOUSE アドバイザー)
静岡県西部で注文住宅営業に10年以上携わる。自身も自宅を建てた経験を活かし、お客様の現在の生活状況や将来の展望に寄り添った、無理のない資金計画と家づくりの方法を解説します。

「坪単価が安い会社を選んだはずなのに、最終的な見積もりを見たら予算を大幅にオーバーしていた」 家づくりの現場では、このような後悔の声をよく耳にします。
ネット上の情報を調べ、坪単価を基準に住宅会社を比較検討するのは、ごく自然なことです。
しかし、そこには大きな落とし穴が隠されています。 最初安く見えても、打ち合わせを進めるにつれて価格がどんどん上がっていくのは、非常に大きなストレスになります。家づくりは、価格の不安を抱えたまま進めるべきではありません。
なぜ坪単価で比較してはいけないのか、そして、PG HOUSEが初回からあえて高めの総額で見積もりを出す理由について、詳しく解説していきます。

建物の本体価格を延床面積(坪数)で割った、1坪あたりの建築費用のことです。しかし、この【坪単価】という言葉をそのまま信じて住宅会社を比較するのは避けるべきです。
なぜなら、会社によって坪単価に含んでいる内容が全く違うからです。

ある会社では、外構工事(お庭や駐車場)や水道の引き込み工事まで全て含めて坪単価を出しています。一方で、別の会社ではそれらを一切入れず、純粋な建物本体の価格だけで坪単価を安く見せていることがあります。 基準が統一されていない数字で比較しても、正しい判断はできません。
家づくりにかかるお金を比較する際は、建物本体だけでなく、住み始めるまでに必要な総額を指標にしてください。 いくら坪単価が安くても、生活に必要な設備や諸経費を追加した結果、予算をオーバーしてしまっては意味がありません。見積もりを出す段階まで進め、すべてを含んだ総額で比較検討することが、失敗しない家づくりの第一歩です。
初回に提示される見積もりの作り方には、住宅会社ごとの姿勢が大きく表れます。総額の出し方にこそ、安心できる家づくりの鍵があります。

多くの会社では、初回は最低限の金額で見積もりを出します。魅力的な価格に見えますが、いざ契約して詳細な打ち合わせが始まると、オプション費用や想定外の諸経費が次々と追加されていきます。 気づいた時には、予算を大きく超えているという事態に陥りがちです。

PG HOUSEでのご案内では、初回からあえて多めの金額を組み込んだ「どんぶり勘定」で見積もりを作成しています。建物本体の価格だけでなく、外構費や土を盛る造成費、水道工事費といった見落としがちな諸経費はもちろん、引っ越し費用や家具・家電の購入費まで見込んで計算します。 家具家電は融資の対象外となるケースもあるため、自己資金が必要になる旨の補足は行いますが、今の時点で必要な費用として最初から計上します。

一見すると、最初から高い見積もりを出すのは不利に思えるかもしれません。しかし、そこにはお客様に安心していただくための明確な理由があります。

打ち合わせのたびに見積もりが上がっていくのは、精神的にとても嫌なものです。 最初から余裕を持たせた金額を提示しておき、最終的に「思ったより安く収まった」と後から価格が下がっていく方が、お互いに気持ちが楽に家づくりを進められます。 初期段階で資金の全体像を把握していただくことで、安心感を持って検討を進めていただけます。
モデルハウスを見学すると、「あれもやりたい、これもやりたい」と夢が膨らむものです。 要望が多く出た場合は、水回りの設備のグレードアップ(深型食洗機への変更、タッチレス水栓、アイランドキッチンなど)や、カップボード(食器棚)の追加など、オプション費用も初めから多めに予算に計上しておきます。 これで、後から追加費用に悩まされる心配がなくなります。
A. 坪単価だけで契約を判断するのは危険です。外構工事費や水道工事費、各種手数料などの諸経費が含まれているか、必ず確認してください。最終的に支払う「総額」で見積もりを出してもらうことが重要です。
A. 初回から引っ越し費用や家具家電、想定されるオプション費用、多めの諸経費をすべて組み込んだ「どんぶり勘定」で作成しているためです。後から価格が上がって困ることがないよう、あえて余裕を持たせた総額を提示しています。
A. もちろんです。現在の家賃や生活費をヒアリングし、無理のない「返済計画」に加え、住んでからの維持費まで見据えた「ライフサイクルコスト」を一緒に考えます。オプションを削るだけでなく、光熱費の削減効果なども含めたトータルでの資金計画をご提案します。
家づくりにおいて、「坪単価」はあくまで参考程度に留めるべき数字です。会社によって基準が異なるため、必ず「住み始めるまでに必要な総額」で比較検討を行ってください。
初回から諸経費やオプションを多めに組み込んだ見積もりを作成するのは、後から価格が上がる不安を取り除き、安心して家づくりを楽しんでいただくためです。 費用に関する疑問や不安があれば、まずは一度、プロのアドバイザーにご相談ください。
「自分たちの予算で、どんな家が建てられるのか知りたい」 「他社の見積もりが適正か見てほしい」 そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ一度PG HOUSEへお越しください。無理な営業は一切行わず、お一人おひとりの理想に寄り添い、じっくりとご相談に乗ります。
まずは情報収集から始めたいという方は、施工事例や標準仕様が詳しくわかるカタログをご請求ください。